硬質ポリウレタンフォーム現場施工
原料、原液、フォーム製品の貯蔵・保管について規制はありますか?
硬質ウレタンフォーム原料、原液は消防法に定める危険物第4類第2石油類〜第4石油類に該当するものがありますので、該当品は貯蔵・保管する場合に下表のように量的規制を受けます。(ポリオール成分の原液には危険物に該当しないものもあります。) 硬質ウレタンフォームも指定可燃物として規定され、貯蔵・保管する場合に量的規制を受けます。
指定物の種類 | 指定数量 | ||
---|---|---|---|
原液 | 第4類第2石油類 | 非水溶性液体 | 1,000L |
水溶性液体 | 2,000L | ||
第4類第3石油類 | 非水溶性液体 | 2,000L | |
水溶性液体 | 4,000L | ||
第4類第4石油類 | 6,000L | ||
フォーム | 指定可燃物 | 20m3 |
上記指定数量未満の貯蔵、取扱いの基準は、都道府県条例や市町村条例で規制されますので所轄消防署に相談をして下さい。 指定数量を越えますと貯蔵設備、貯蔵面積その他火災予防上の規制を受けますので、その基準に従った管理が必要です。