火災における現象

ポリウレタンフォームが関係する火災の場合に室内温度はどの程度まで上昇するのですか?

建物火災は一般的に図8.2 に示されるように、出火 火災初期・成長期→火盛期→終期という過程をとります。室内温度は成長期に大きく上昇を始め、フラッシュオーバーを経て室内が全面的に燃焼する火盛期に到達し、室内温度は最も高くなり、1000℃にも達します。ポリウレタンフォームが関係する火災の場合も例外ではありません。

図8-1 ホテル客室の火災実験における温度とガス濃度の変化

図8-2 火災時の室内の温度、濃度の変化

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