火災事故例

軟質ポリウレタンフォームの日本の火災事故例を紹介して下さい。

シートクッションやマットレスとして使用される軟質ポリウレタンフォームでは、ソファーのクッションが燃焼し、建屋が全焼する事故や床に敷かれたポリウレタンマットが燃焼し、体育館が全焼するといった火災事故例が発生しています。

表2.最近の代表的な火災例 (日本)
発生年月 発生場所 発生原因 発生状況
1995.3 群馬県 研磨時の火花 ポリウレタンフォーム加工工場において、カッターの刃をグラインダーで研磨した際、飛び散った火花により周囲の床面に散乱していたポリウレタン屑に着火。人身被害無し。
2001.11 岡山県 配線のショート ポリウレタンフォーム製造工場でカッター等の動力配線が短絡して電線管を溶かし、火花が散ってポリウレタンフォームに着火。人身被害無し。
2001.10 東京 体操用体育館 火遊び 体操専用の大学体育館3Fで出火、ポリウレタンフォームのマットが燃焼し、急激に延焼拡大した。人身被害無し。
2002.10 三重県 研磨時の火花 ポリウレタンフォーム加工工場において、断裁機の刃を研磨していたグラインダーの火花が、付近にあったポリウレタンフォームに着火。人身被害無し。
2008.10 大阪 個室ビデオ店 放火 深夜の個室ビデオ店で、放火によりソファーポリウレタンフォームなどが燃焼し、短時間で延焼。逃げ遅れた15名が死亡、10名負傷。

Q&A

ページのトップ