燃焼特性

硬質ポリウレタンフォームと一般に使われているプラスチックフォームとの燃焼牲の違いはありますか。

建材として使われているプラスチックフォームには2種類あって、一つはポリエチレンフォームやポリスチレンフォームのような熱によって溶融する熱可塑性樹脂ともう一つはポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、あるいはフェノールフォームのように熱によって溶融しない熱硬化性樹脂があります。

材料の燃えやすさを発熱速度や総発熱量で見る傾向にあるので、その材料比較データを表1に示します。これらの材料は燃焼性状が異なるために一概に燃えやすさの判断はできません。

表1 コーンカロリメータ試験による発熱速度・発熱量

*1. 輻射熱50kW/m²条件
*2. スチレンフォームは熱溶融するので、溶融した分、ホルダーを押し上げた。

引用文献: 1) T.G.Cleary,PB92-123033,85-88(1991)

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