粉塵爆発

粉塵爆発とは、どのような現象ですか

粉塵(ふんじん)爆発とは、ある一定の濃度の可燃性の粉塵が酸素のある大気中に浮遊した状態(粉塵雲といいます)で、火花などにより引火して爆発を起こす現象です。

粉塵爆発は、粉塵が非常に細かい為、体積に対する表面積の割合(比表面積)が極めて大きくなり、粉塵の周りに酸素が十二分に存在する状態になり、燃焼反応に極めて敏感な状態になって、引起こされます。 石炭の微粉末によって引起こされる炭塵爆発が代表例ですが、アルミニウムや鉄・マグネシウムと云った金属粉や、小麦粉・砂糖といった食品でも、粉塵爆発が引起こされます。 燃焼を引起こす最小のエネルギーを、最小着火エネルギーと云い、静電気による火花もエネルギー源になり得ます。

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