ウレタン豆知識
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ウレタンが使用されている製品の豆知識を紹介。靴底の寿命から家具のお手入れに関することまで、さまざまな情報を載せていきます。

靴
   
  ウレタンソールの特徴は?
  ウレタンソールは、すべりに強く丈夫ということで多くの靴底に使用されております。そして、雨に強いという特徴ももっています。
   
  ポリウレタンソールと発泡ウレタンソールの違いは?
  ■ポリウレタンソール
耐久性、耐摩耗性に優れています。しっかりとした安定感のある丈夫な素材です。

■発泡ウレタンソール
ポリウレタンソールよりも軽量で、屈曲性、クッション性に優れた素材です。
しかし、 ポリウレタンソールよりも耐久性、耐摩耗性では劣っています。
   
  ウレタン樹脂等で樹脂加工された「エナメル革」の靴のお手入れ
  エナメル革は、光沢が良く、水に強い塗膜をもつのが特徴です。しかし、冬の寒さに弱く、ヒビ割れを起こすという欠点もあります。そこで、表面の光沢の維持とヒビ割れや変色を防ぐ意味で、定期的お手入れが必要になります。
汚れは、一般のクリーナーで落とします。汚れを落とした後、エナメル専用の液体か、チューブタイプのクリームを塗って、柔らかな布で磨きます。塗膜の柔軟性を保って、ヒビ割れを防ぎ、しっとりした光沢が出ます。

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  ウレタン塗装の家具の注意点は?
 

■熱いものを置かない
温度が高いもの(なべ・やかんなど)を直接置くとあとが残ります。

■硬いものとの接触
表面が固いので硬いもので衝撃を与えるとその部分が割れて白いあとが残ります。ご家庭のサラダ油を少し白い部分につけると目立ちにくくなります。

   
  ウレタン塗装の家具のお手入れ方法は?
  木製家具の表面仕上げは、ウレタン塗装されているものが一般的です。木の表面にウレタンの皮膜を張り木の表面を保護しております。普段のお手入れはから拭きが一番です。油汚れなど、汚れのひどい場合は、温湯(40℃)で中性洗剤を500倍に薄め、タオルを浸し固く絞って塗装面をふき、あとはきれいな温湯で固く絞ったタオルで洗剤を拭き取り、最後にから拭きをしてください。
なお、引き出しの中などで桐材使用部分など生地仕上げは、から拭きのみでお手入れしてください。

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  ウレタンが使われているカバンや靴のお手入れ方法は?
  合成皮革・人工皮革にもウレタンは使われています。

使われているもの:カバン、衣服、靴、ベルト、手袋、ボールなど
  <特長>
 ・むれないのでカビがはえにくい
 ・デザインや色のバリエーションが豊富で、天然皮革に比べて色落ちが少ない
 ・軽い
  ■そして、お手入れが簡単!■
  軽く汚れた場合は、プラスチック消しゴムで汚れを軽くこすります。
それでも落ちない場合は、薄めた中性洗剤(台所用洗剤など)で汚れを拭き取ります。洗剤が残らないように硬く絞った布で拭いて、さらに乾拭きします。

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  衣類によく使われているポリウレタンの特徴は?
  伸縮性がとても高く、摩擦、引っ張りにも強いです。酸やアルカリにも侵されにくいですが、耐熱性に劣る部分もありますので注意してください。
   
  合成皮革の寿命は?
  合成皮革の寿命は 3~4年ほどです。合成皮革は虫やカビに強く手軽に楽しめますが、ほとんどの合成皮革がポリウレタン樹脂をコーティングしたもので、紫外線や摩擦などにより自然劣化し、徐々に樹脂が剥がれてきます。
長持ちさせるためのお手入れ方法は、軽く汚れた場合は、プラスチック消しゴムで汚れを軽くこすります。それでも落ちない場合は、薄めた中性洗剤(台所用洗剤など)で汚れを拭き取ります。洗剤が残らないように硬く絞った布で拭いて、さらに乾拭きします。

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  ウレタンの枕はどこが優れているのでしょう?
  クッション性に優れ、圧力に対して、ゆっくりと変形して、ゆっくりと戻るので、頭をのせたときのあたりが柔らかです。お手入れは、週に1回程度、陰干ししてください。