硬質ポリウレタンフォームの安全性

施工現場での火気の取り扱いはどのような注意が必要ですか?

ウレタンフォームは指定可燃物に該当し、ウレタン原液は危険物第4類に該当するものもあります。従って施工現場では以下の注意事項を必ず実行して下さい。

<施工前>
・ 施工対象物の溶接・溶断は、ウレタンフォーム施工前に完了させて下さい。
・ ウレタンフォーム保管場所・発泡機周辺・原液保管場所は、整理整頓し、「火気厳禁」の表示をして下さい。

<施工中>
・ ウレタンフォーム施工期間中、発泡機操作場所及び吹付け発泡箇所はもとより、原液保管場所、削り屑置き場、スクラップ置き場も火気厳禁です。
・ 「火気厳禁」の表示をして下さい。
・ 1日の作業終了時は火気の点検を実施し、残材は、毎日指定場所に片付けるか、持ち帰って処理して下さい。

<施工後>
・ ウレタンフォーム施工箇所は、施工済を明示した「火気厳禁」の表示をして下さい。
・ やむを得ず溶接・溶断等火気を使用する場合は、火花の飛散等を防止するため、火花が当たる部分から少なくとも半径1m以内のフォームをあらかじめ取り除いた上、不燃材料・防炎シート等で延焼防止措置をとり、かつ消火器等を準備して監視者立会のもとに注意深く作業を行うことを施主又は管理者、工事元請に対し徹底させて下さい。

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